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嫌われる勇気

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平成26年2月16日(日)
 
こんにちは。
神坪浩喜です。
 
仙台は先週末も大雪でしたが今週末もまた大雪となりました。
雪かきで、筋肉痛です。
 
さて先週末、書店内を歩いていて「嫌われる勇気」(岸見一郎・古賀史健著、ダイヤモンド社)という本がふと目にとまり、読んでみました。
 
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
とフロイト、ユングと並び心理学の三大巨頭と称されるアルフレッド・アドラーは言います。
たしかに対人関係がうまくいっていると幸せですし、うまくいかないと辛いですよね。
家族との関係、職場の人達との関係、友人との関係・・・。
弁護士の仕事は、対人関係の悩みを扱う仕事であると言えます。
 
この本はアドラー心理学をもとに「自由に幸せに生きるためにはどうすればいいのか」について、哲人と青年の対話を通じて分かりやすくかかれています。
「へえ~なるほど~」と共感することも多く、いろいろと参考になりましたのでご紹介しますね。
 
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対人関係のスタートが「課題の分離」であり、ゴールは「共同体感覚」です。
 
「課題の分離」とは
「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離することです。
自分の課題か他者の課題かは「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」で分けられます。
 
他者の課題に踏み込んではいけません。
他者から認められたいという承認欲求は否定してください。それは他者の課題で自分の課題ではないからです。
他者の期待、評価を気にしすぎてはいけません。他者の人生を生きてしまいます。
 
自分の課題に注力してください。自分の課題は、自分が選択・行動して変えることができます。
自分の課題について「これから何ができるのか?」を考えるのです。
 
人生の意味は、自分が自分自身に与えるもの、人からどう見られるか、人がどう評価するか、ではなく、自分がなにをしたいのか、何を与えたいのか、だれのどのような役に立ちたいのか、自分起点で考えるのです。そして前に一歩踏み出していくのです。
 
およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと、あるいは自分の課題に土足で踏み込まれることによって引き起こされます。
われわれは「他者の期待を満たすために生きているのではない」し、他者もまた「あなたの期待を満たすために生きているのではない」のです。

相手が自分の思うとおりに動いてくれなくても、怒ってはいけません。それが当たり前なのです。他者に見返りを求めてもいけないし、そこに縛られてもいけません。
 
自分らしく自分の人生を生きる、それは他者の人生を生きないということ、自由であることです。
「自由」とは、他者から嫌われることを怖れないことです。
 
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くこと、すなわち自由に生きることはできません。
 
対人関係のカードは常に「わたし」が握るようにしてください。課題の分離が理解できると、すべてのカードは自分が握っていることに気が付くことでしょう。他者の承認欲求に縛られていると、対人関係のカードはいつまでも他者の手に握られたままになります。
人生のカードを他者に委ねるか、それとも自分が握るのか、その選択はあなたに委ねられています。
 
「課題の分離」をマスターしたとき、幸せな対人関係のスタートに立つことができます。
 
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いかがでしたでしょうか。
 
まず自分の課題と他者の課題とを切り分ける。
切り分けた上で、他者の課題は他者にまかせて、自分が抱え込まない。
他者に嫌われることをおそれない。
自分の課題にのみエネルギーをそそぐ。
自分が何をしたいのかを大切にして、前に進んでいく。
・・・ということですね。
 
そのとおりだなと私も思います。
 
どうしても、誰かに期待しすぎてしまうと、期待以下であればがっかりし、ときに怒ってしまいますし、認めてもらいたいという欲求が強いと、認めてくれないと思うとやはりがっかりします。
 
他者をコントロールしてやろうという意識が出てくると、それは相手も感じますから、操作されたくないと他者は抵抗をすることでしょう。
そしてギスギスした関係になってしまいます。
 
他者から嫌われることを怖れない、というのは勇気がいることだと思います。できれば誰からも嫌われたくないと思うのが人情でしょう。
 
しかし、自分のことを好きか嫌いかは、やはり他者の課題で、自分ではどうしようもない問題なのですね。
 
では、課題を切り分けた上で、自分は他者に対してどのようなスタンス、アプローチをとればよいのでしょうか。
それが、対人関係のゴールである「共同体感覚」のお話です。
 
つづきはまた次回に。

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