宮城県仙台市泉区・地下鉄泉中央駅徒歩4分の「あやめ法律事務所」では、2名の弁護士が、借金・離婚・不倫・相続・交通事故等の無料法律相談を実施しています。
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平成18年12月2日(土)
皆さん、こんにちは!お元気ですか?
インフルエンザの予防接種に行かなきゃ!と思いつつ
まだ行っていない私です。
皆さんはもうされましたか?
さて、弁護士の仕事内容について、今日は、「弁護士はどこで仕事するの?」という視点からお話しますね。
弁護士の仕事場は
事務所
裁判所
弁護士会館
出先の相談・講演場所
警察署
拘置所
現場
あたりになるかと思います。
法律事務所では
法律相談、打合せ、依頼者や交渉相手、関係者との電話のやりとり、訴状や準備書面、申立書等の裁判所に提出する書面書きや依頼者の方への報告書や交渉相手に対する文書作成などをしています。
人と会って話すことも多いのですが、書面を書くというのも同じくらい時間をさいています。
裁判所では
民事裁判、民事調停、刑事裁判、家事調停、破産や免責審尋(しんじん)、破産事件の債権者集会などの用事ででかけています。
多くの法律事務所は、裁判所の近くにあります。仙台ですと、青葉区一番町や片平あたりに集中しています。ちなみに当事務所も片平にあり、同じマンションにいくかの法律事務所があります。
どうしてかというと、仕事上裁判所へ行く用事が多いので、裁判所に近い方が何かと便利なんですね。
うっかり、裁判の期日が入っていることを忘れていて、裁判所から、「裁判の時間なんですが、先生はどうしたんですか?」なんて電話が入っても、「しまった!!」と思いつつ、事務員さんに「先ほど、そちらに出かけました。」なんて言ってもらった後で、ダッシュして裁判所に行ってもなんとか格好がついたりするんですね。近いと。
そして、ハアハアしながら法廷に着いたあとに、決して「うっかり忘れていた」なんてことは言わないですよ、そんな素振りもみせません。当然。
もちろん、裁判期日忘れちゃいけませんが!!
どれくらい裁判所に行くかというと、私の場合、一週間に3,4回くらいは行っているでしょうか。一日のうちに3回とかいうこともあります。裁判所で過ごす時間は、用事の中味によりますが、ほんの2,3分ということもあれば、証人尋問で、丸一日法廷の中にいたということもありました。
それから、裁判所は、仙台の裁判所だけでなく、依頼者の住所や先方の住所などによって、別の土地の裁判所に出かけることもあります。宮城県内ですと、古川、石巻、登米、大河原、気仙沼です。県外の裁判所もあります。場合によっては、ここから随分遠い北海道や九州の裁判所に出かける可能性もあります。移動の時間も結構あるのですね。
出張ということであれば、宮城県内各地の市役所や役場での相談というのもあります。また講演でも出かけたりします。
事務所や裁判所は、一般の方からは、イメージしやすいかと思います。
もう一つ、結構いる時間が長いのが、弁護士会館です。
弁護士会館で、弁護士が何をしているかというと、法律相談と会議です。
全国各地の弁護士会でもそうですが、仙台弁護士会においても、一般の方の法律相談を受付、それを交替で弁護士が弁護士会館にいって相談をしているのですね。
それから、会議でも結構よく弁護士会館にでかけます。
弁護士会の活動として、いろいろな委員会があるのです。
前にも説明しました法教育委員会というのもその一つですし、
消費者委員会、人権委員会、刑事弁護委員会、高齢者障害者委員会、災害復興対策委員会、子供の権利委員会、庶務委員会などなどいろいろあるんです。
委員会の内容につきましては、こちらをご参照下さい。
そして、一人の弁護士は、約5つ程度の委員会に所属して、活動しているわけです。参加の度合いは弁護士によっていろいろですが・・・
その委員会の会議を弁護士会館でして、活動していくわけです。
警察署や拘置所には、どういった用件で弁護士が出かけるのかは分かりますか?
何をしに行くかというと、被疑者(警察に捕まった人)や被告人(検察官から起訴された人)に会って打合せをするためです。
これを「接見(せっけん)」といいます。
捕まった人の家族から依頼を受けたり、当番弁護士(とうばんべんごし)として出動したりして、警察に捕まった人に会いに警察署に行くのです。
そこで、どういう疑いで逮捕されたのか、疑われるようなことを実際にしてしまったのかを確認したり、これからの手続きの流れを説明したりします。
そして依頼を受け、受任すれば、その後も何度か警察署に面会に行くことになります。とくに「私はやっていないんです!」ということになると、被疑者との綿密な打合せが必要になるのですね。
そうすると、そこで、長い時間を弁護士は過ごすことになります。
最後に現場ですが、これは事件に関する現場で、具体的にはいろいろあります。
例えば、建築紛争の問題となっている建物とか、交通事故の現場とか、倒産した会社の事務所とか、事件や事故、紛争が生じたところに関する現場を、弁護士は実際にこの目でみて確かめるとことがあります。
そこで、生の情報を手に入れ、主張や立証の方針をたてたり、写真にとって証拠として提出したり。
「事件は、会議室でおきているんじゃない!現場で起きているんだ!!」
なんですよ!(ちょっと古いですか?すいません。)
ですから、現場を確認することは、とても大切なんです。ということで、弁護士は、いろいろな現場に出かけていっています(そこで、いろいろな気付きやヒントを得て結構楽しかったりします)。
以上、「場所」というアプローチから、ざっと弁護士の仕事内容をみてみました。もっと掘り下げて説明をしたいところですが、長くなりましたので、本日はこの辺で。
では、また。
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