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誕生日に母から届くメッセージ

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平成24年9月29日(土)

 

こんにちは。

 

神坪浩喜です。

 

気がつけば9月もおしまい。

明日は中秋の名月ですね。

 

明日は、きれいな満月を見ることができるでしょうか。

そして、私は、月見団子を食べることができるでしょうか(笑)。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さて、人は、人との温かなつながりを感じたとき、幸せを感じますよね。

逆に、本当は大切な人なのに、すれ違ってしまって、心が離れてしまったりすると悲しい気持ちになります。

 

中山和義さんの「すれ違ってしまった相手との心の修復法」という本を読んでみました。

「話し終わるまで、黙って聞く」「相手の話す事実を確認する」「期待の感情の大きさに注意する」等

すれ違ってしまった大切な人との関係をよくする具体的な方法が書かれていて、大変参考になります。

 

今回は、その中の一節「気持ちがきちんと伝わる話し方-誕生日を活用する」にあったエピソードをご紹介したいと思います。

 

 

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余命が残り少ないことが分かったお母さんが、ホスピスに入院しました。

彼女が入院した目的は、残していく二人の子どもへの毎年分の誕生日カードを書くことでした。

 

彼女は、小学校3年生と幼稚園に通う二人の息子さんの写真を見つめながら、毎日バースデーカードを少しずつ、書いていきました。

 

「中学生になったこの子には何を伝えてあげよう・・・。大学生になったら、彼女がいるのかな?」と二人の成長を想像しながら、一枚ずつ、丁寧にイラストを添えて、カードを書きました。

 

彼女は、時間を惜しむように、必死にカードを書いていましたが、病気のために体がすぐに疲れてしまって、思うようなスピードで書くことができませんでした。

 

看護師さんに、いつも「今日はここまでの予定だったけど、できなかったわ・・・」と悔しそうに、話していました。

 

その後も、カードを書き続けましたが、残念ながら下の息子さんのカードは15歳までの分しか書くことができませんでした。

最後まで、このことを気にしていた彼女は、「何で、僕のカードは15歳までしかないの?」と子どもに聞かれたら、「交互に書いていたんだけど、年の差の分、書けなかった。書いてあげられなくてごめんね」と伝えて欲しいと自分のお母さんにお願いをしていました。

 

 

彼女は、ご主人に誕生日カードを託して、家族に見守られながら亡くなりました。

 

 

 

誕生日に、メッセージを伝えられるのは当たり前ではありません。

彼女のように自分の気持ちを直接、伝えたくても、伝えられない人もいます。

 

大切な人との関係を深めるために、特別な日には、自分の気持ちを相手に伝えるメッセージを書いてあげてください。

 

 (「すれ違ってしまった相手との心の修復法」 中山和義著 PHP研究所)

 

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大切な人に「お誕生日おめでとう」と伝えられることは、決して当たり前のことではないのですね。

「お誕生日おめでとう」は、大切な人がいて、自分がいて、そしてお互いにつながりがあって、はじめて伝えられる言葉なのです。

 

大切な人の誕生日には、相手が存在してくれることに感謝の気持ちを込めて「お誕生日おめでとう」と伝えられるといいのですよね。

 

「お誕生日おめでとう」は、「あなたが生まれてきてくれてよかった」「あなたと出会えてよかった」という存在を認める意味を持つものです。

人は、自分の存在を認められると嬉しいものです。

 

だから「お誕生日おめでとう」は、人と温かなつながりを築く素敵なメッセージになるのです。

 

 

お話の子のお母さんは亡くなってしまいましたが、毎年の誕生日に、お父さんから、お母さんが心を込めて書いてくれた「お誕生日おめでとう」の誕生日カードをもらうことができました。

 

そこには、お母さんの優しい、温かい「おめでとう」「あなたが大好きよ」の言葉が溢れていました。

 

 

お母さん、僕のことをこんなにも愛してくれていたんだね。

お母さん、これまでずっと僕のことを見守ってくれていたんだよね。

 

ありがとう、お母さん。

大好きなお母さん。

これからもずっと僕のことを見ていてね。

 

僕はお母さんの子どもでよかった・・・。

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それでは、また。

 

あなたが、幸せでありますように!

 

※関連のお話です。

あなたがいてよかった。

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