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試験直前期の勉強法-「圧縮」と「繰り返し」

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平成21年5月1日(金)

 

皆さん、こんにちは。

神坪です。


 

今日から5月ですね。
GW真っ最中です。ここ数日お天気もよく
本当にいい季節ですね!

このブログをご覧になっている方には、
司法試験受験生もいらっしゃいます。


この季節のいい時期、

司法試験受験生は、5月半ばに行われる
試験の直前期でもあります。


私が受験生のころ
桜や新緑を見て、焦っていました。
そして、早くこの季節を心から楽しめるといいなあと思っていました。


今日は、試験直前期の勉強法の話です。


試験とは関係のない方は、申し訳ありません。
よろしければおつきあい下さい。


何年もの浪人生活後にようやく司法試験に合格することができた
私の(失敗)体験から

直前期にやるべきこと
そしてやってはいけないこと

のお話をします。 



やってはいけないこと、でもついやりがちなこと


それは、この後に及んでジタバタ新しい知識を詰め込もうとすることです。


つい、直前期になると、あれもやっていない、これも分からないと
焦って新しい本買ったりして、知識を詰め込もうとしたりしませんか。



しかし、焦って、詰め込んでも、試験に使える知識にはまずなりません。
かえって本試験に望んだとき、あやふやな知識が邪魔をして、
混乱してしまって、不正確な解答をしてしまいがちです。
  


そして、直前期にそんな詰め込み勉強をしてしまうと

精神的に不安な気持ち、自分は合格できないのでないのか、
自分にはやっぱり無理じゃないかといったネガティブな気持ちが
もくもくと出てきて、心を萎えさせてきます。


さらに、体調を崩すことになりかねません。


ですから、直前期には、新しいものには、手を出さない、
今までの知識で大丈夫なんだと腹をくくった方がよいのです。



では、直前期何をすればいいのでしょうか。

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私のお勧めとしては
直前期には、今までやってきた自分の勉強を信頼して、
作ったノートや書き込みを入れた基本書、過去問集や問題集を
何度も何度も繰り返すようにしてください。



今まで、得てきた知識、そして思考パターンを「活性化」させることに
意を注ぎましょう。



ちなみに私がやっていた繰り返しのやり方は、

1→2分の1→3分の1→4分の1・・・
圧縮法です。


ん?どういうこと?
何を圧縮するの?

 

 

答えは「時間」と「スペース」。

時間とスペースを圧縮しながら繰り返していました。


つまり、例えばこの論文問題につき、
最初は30分かけて復習、次の見返しのときは目標15分で、
その次の見返しのときは10分で、さらにその次は7分くらいでと、
どんどん復習する時間を短くしていくのです。


さらに、スペースも圧縮します。

スペースの圧縮ってどういうことでしょう。

 

書き出す紙のスペースのことです。

 

司法試験の論文試験の時、答案に書き出す前に、
答案構成といって、答案の骨子を紙に書くのですが
それを繰り返しやるのが復習の基本でした。


最初は、本番同様に、A4一枚紙をつかって書きます。
次は、少し縮小してB5サイズのスペースに
次は、A4を二つに折って、A4半分のスペースに
さらに、それを折ってA4の4分の1スペースに


というような具合にサイズを縮小して、書き出していきます。
縮小するわけですから、詳しくは書けません。

 

自然と、「大切なポイントは何だろう。」と要点を絞って書くことになります。


そういう作業を繰り返しをやっていくと、
この問題の解答のキモはどこか
何を問われているのか、と考えるパターンが身に付いてきます。


そして短い時間で、小さなスペースに書かれた
圧縮メモをみるだけでも、問いに答えるための情報が
頭の中からつながって出てくるような感じになってきます。


さらに、短時間に全体を早く見渡すことにもなりますから、
この問いの答えとあの問いの答えとがつながってきたり、
ひいては科目を超えて、
思考パターンがつながってきたりします。


知識や思考パターンの根っこの部分が見えてくるような感じになります。
なんだが「活性化」してきたぞ、面白くなってきたぞ!
なんて思ったりします。


そうして「つながり」を感じ、知識の根っこの部分が分かるようになると、
一見初めて見るような問題に出くわしても対処できたりするのですね。


思考の抽象度があがることによって守備範囲が広がってきます。
一段高い鳥の目で、見渡せる感覚になってきます。


こんな状態になると合格は近いのではないでしょうか。



直前期には、
・新しいものには手を出さないこと
・今までつちかってきたものを信頼し、「圧縮」と「繰り返し」を通じて知識を
「活性化」させることに意を注ぐこと




これが合格するために大切ではないのかなと経験上思います。




あなたが、既に持っているその力を十分発揮できるよう
お祈りいたします。


 


※こちらの話も参考にされてください。

司法試験受験生の皆さんへー試験直前期について

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