宮城県仙台市泉区・地下鉄泉中央駅徒歩4分の「あやめ法律事務所」では、3名の弁護士が、借金・離婚・不倫・相続・交通事故等の無料法律相談を実施しています。
<お電話での相談受付時間>
平日 午前9時30分~午後0時20分
午後1時20分から午後5時15分まで
メールでは24時間受付
平成20年4月23日(水)
皆さん、こんにちは。
神坪浩喜です。
今日も穏やかないい天気ですね。
こんな穏やかな陽気に身を置いていると
私、時々、未だに司法試験受験中のころを思い出すのです。
司法試験の択一試験(マークシート試験)というのが、5月の母の日にあって、今の時期というのは、この試験の追い込み時期なのですね。
世間はこんなに明るく陽気に包まれているというのに、この自分は・・・ハァ−なんてため息をついていました。
受験生に花見や新緑は無縁なのでした。
合格した次の年の春に、私は、初めて大河原の桜のトンネルを妻と一緒に歩いたのですが、妻からは、「この桜のトンネルを歩きたかった。歩けて本当によかった。」といわれました。
今年の新司法試験の試験日も5月14日から18日までということで、受験生の皆さんは、今追い込みの時期
ですよね。あともう少しですから、全力を尽くして悔いの残らないよう頑張ってください。
模擬試験というのがあるのか分かりませんが、もしあるのであれば、受けておいた方がいいと思います。
まだまだ憶えることがある、あれもこれも押さえていないという時期に、模擬試験なんて時間がない、費用がもったいないなんて考えてしまいがちですが、やはり、受けていた方が断然いいと思います。
模擬試験と同じ問題が本番ででることはあまりないでしょう。でも、本番類似のことを実際に体験しておくことに意味があります。
体感覚で試験という、緊張感とか、頭の疲れ方とか、一度でも味わっておくと本番はかなり楽になります。
本番のつもりで、緊張して、模擬試験を受けてみてください。
そして、受けたことで、気がついたこと、失敗したことがあれば、それを踏まえて、対策をとって本番に臨みましょう。
例えば、1日目の試験の後は、頭がとても疲れているので、2日目の試験の準備はこれだけをやろうとか、1問目と2問目の時間配分を失敗したので、本番ではこうしようとか。昼食は、これを食べると調子が悪かった、よかったというのもあるかも知れません。
一度でも体験していると、余計なところに神経やエネルギーをつかわず、ものごとはスムーズにいきますよね。
今仕事をしても、初めての事件というのは、どうすればいいのかよく分からなくて、本で調べたり、人に聞いたりと大変なエネルギーと時間が必要になります。
でも一度でも体験した種類の事件だと、こういう風に対処、行動すればよいというある程度の予測がついて、かなり楽に対応することができます。
私の感覚では、初めてで10のエネルギーが必要なところ、2回目は5、3回目は、3.3、4回目は2.5というような減少曲線を描いていくような感覚です。
ですから、1回でも体験しておくというのは、大切だと思います。
皆さんも、経験上初めていった道は長く感じられるのに、同じ道を帰る場合や2回目にとおる場合には短く感じたりすることはありますよね。
エネルギーを、余計な緊張感や不安にさくことなく、純粋に試験問題にぶつけられるようにしておくということは力をだすためには結構重要なことと思います。
それから、今の追い込み時期では、新しいことを憶えようとするのではなくて、自分が作成したノートとか、過去問とか基本書書き込みとか既にやったことを「何回もまわす」ようにした方がいいかと思っています。
あれも憶えていない、これもやっていないと焦りながらあたらしい知識をつめ込んでも、私の経験上、その知識は結局つかえなかったり、また既にやったところを生かせなかったりしがちでした。
同じことを回すというのは面倒にみえますが、回数が増えるごとに、少ないエネルギーで回すことができますから、思ったほどは時間はかからないものです。
そして、何回もまわす際には、「要するにこの問題のポイントは何だ?」を意識してみましょう。
そして、どんどんポイント、幹の問題を絞り込んでいきましょう。
回しながらポイント、幹を押さえていれば、試験で初めてみるような問題でも、この問題は結局あのポイントのことをきいているのだなと気がつくことができると思います。
これは枝や葉の部分で、ここの幹はこういうことである。
この幹からは、こんな枝や葉がくっついているのかな。
こんなことを考えながら、
幹と枝葉をいったりきたりするんですね。
幹と枝葉とのつながりを意識する。
さらには、幹と別の幹とのつながりを意識する。
そういうことを意識しながら、これまで頑張ってきた自分の成果物(ノートや書き込み基本書等)を回していくといいかと思います。
そうしていくと、この論点は、あの論点とつながっている、あの論点を裏から聞いている、さらには科目をこえてつながっていると、いろいろなことが頭の中で有機的につながる、何か化学反応が起きるような感覚になってきます。
その感覚がおきると勉強自体が楽しくなり、また初めて見るような問題でも、何とか対処できる感じになりました。
そんな状態になった時には、合格は近い気がします。
試験まであと1ヶ月もありませんが、最後の最後まであきらめずに、頑張ってください。
私は、あなたを応援しています。
ファイト!
それでは、また。
受験生の方はよろしければ、こちらの日記も参考にしてみてくださいね。
仙台市泉区泉中央の弁護士3名(弁護士神坪浩喜 弁護士塩谷久仁子 弁護士林屋陽一郎)の法律事務所です。借金相談(債務整理・自己破産・個人再生・過払金返還請求)、離婚相談、相続相談、交通事故相談等の無料法律相談を実施しています。お困りの方は、
「あやめ法律事務所」へ法律相談をお申込みください。誠実な対応を心がけております。
お気軽にご相談ください。
お電話でのご予約はこちら
022-779-5431
相談受付時間:平日 午前9時30分~午後0時20分、午後1時20分~午後5時15分まで
メールでの受付は、24時間行っております(折り返しのご連絡は、基本的に上記受付時間となります)。
※法テラスの扶助相談が利用できる方は、そちらをご利用していただく形になります。
※お電話やメールでの相談は実施しておりませんので、ご了承ください。
※取扱い地域
仙台市、富谷市、大和町、利府町、大崎市その他宮城県全域