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平成23年7月17日(日)

 

こんにちは。

神坪浩喜です。

ここのところ暑い日が続いておりますが、お元気ですか?

私は、少し睡眠不足気味ではありましたが、
週末、しっかり昼寝をして、元気を回復しました。

この暑さに負けないように栄養のあるものを食べて、しっかり睡眠をとって、涼しいうちにマリの散歩をしてしっかり体調管理をしていきたいところです。

まだまだ暑い日が続きそうですので、あなたも、お身体をご自愛くださいね。

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さて、この週末、三連休という方も多いかと思います。
連休明けに出勤するときは、ちょっと憂うつになる方もおられるでしょう。
「もう少し、休みたいなあ」とか「あ~仕事に行きたくないなあ~」とか・・・。

でも、もしも、ずっと休みだったら、何も働かなくてすむとしたら、どうでしょうか。


ここで、「日本でいちばん大切にしたい会社」(坂本光司著 あさ出版)
の一節をご紹介したいと思います。
ベストセラーにもなった本ですので、ご存じの方もおられるかも知れませんね。

そこで、5つの素晴らしい中小企業が紹介されているのですが、
冒頭のチョーク製造会社の「日本理化学工業」のところでこんなことが書いてありました。

日本理化学工業では、社員のおよそ7割が知的障害を持っている方だそうです。


その会社で、障害者を少しずつ採用するようになったころのこと。

社長の大山さんには、一つだけわからないことがありました。
(障害者の方々は)どう考えても、会社で毎日働くよりも施設でゆっくりのんびり暮らしたほうが幸せではないかと思えたのです。

なかなか言うことを聞いてくれず、ミスをしたときなどに「施設に帰すよ」と言うと、
泣きながらいやがる障害者の気持ちが、はじめはわからなかったのです。

そんなとき、ある法事の席で一緒になった禅寺のお坊さんにその疑問をたずねてみたそうです。

するとお坊さんは、

「そんなこと当たり前でしょう。幸福とは、
①人に愛されること、②人にほめられること、③人の役にたつこと、④人に必要とされること

です。そのうちの②人にほめられること、③人の役にたつこと、そして④人に必要とされることは、施設では得られないでしょう。この三つの幸福は、働くことによって得られるのです」

と教えてくれたそうです。


「その四つの幸せのなかの三つは、働くことを通じて実現できる幸せなんです。
だから、どんな障害者の方でも、働きたいという気持ちがあるんですよ。
施設のなかでのんびり楽しく、自宅でのんびり楽しく、テレビを見るのが幸せではないんです。
真の幸せは働くことなんです」


大山さんにとって、それは目からウロコが落ちるような考え方でした。

・・・

大山さんは「人間にとって、”生きる”とは、必要とされて働き、それによって自分で稼いで自立することなんだ」ということに気づいたそうです。


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仕事をする、働くというのは、時にしんどいものであります。
いつもうまくいくとは限りません。ストレスもかかってきます。

単調でつまらないものなのかも知れません。

努力して時間をかけてやっても、時に社長や上司、お客さんの期待に添えないこともあるでしょう。

がんばっても、がんばってもなかなか成果がでず、認めてもらえず、涼しげに成果をあげていく同僚が恨めしく思うときもあるかも知れません。

何かに追い立てられるかのように仕事をしていたり、意地悪な上司や同僚と一緒に仕事をしていたりして人間関係に悩むこともあるかも知れません。

仕事=辛いもの、大変なもの、そしてできるならばやりたくないもの
生活していくために、食べていくために、お金のためにやむを得ずやっているもの。


そう、思っている方も世の中には多いことでしょう。


宝くじが当たって大金が入ったら、今の仕事なんかさっさとやめて、遊んでくらすぞ!!ってね。


でも、どうでしょう。
お金がふんだんにあって、仕事をせずに暮らしていけるとしても、それで本当に幸せなのでしょうか。


当初は、南の島のビーチでごろごろしたり、旅行したり、遊んだりして楽しめたとしても、しばらくするとつまらなくなってくるのはないでしょうか。


誰にも必要とされないって、耐えられないのではないでしょうか。


私が、司法浪人のころ、時折、

「あ~自分って社会のなんの役にたっていないな、必要とされていないな~、これでいいのかな?」
といった声が聞こえてくるのでした。


そのときのことを思うと、こうして仕事をしていることというのは、実にありがたいことなんだなと思います。


仕事をしていること、働いているということは誰かから必要とされ、誰かの役にたち、そして時に誰かから「よくやったね」と評価されることもあり、確かに、何ともいえない幸せな気持ちになるのですよね。


そして「ありがとうございました」と言う言葉が胸にしみこんでいきます。


いろいろな事情で、働きたくても働けない人も多くいる中で、こうして仕事があること、誰かから必要とされ働くことができることって、ありがたいことなんです。


お坊さんが言った幸福になる四つのポイントは、そのとおりだと思います。



では、四つの幸せを実現するために、人はどう行動すればいいでしょうか?


幸いにして働く場所がある方は、その場所で、与えられた仕事、期待された仕事を誠実にしっかりやるとよさそうですよね。


そうすれば、社長や上司、お客さんといった仕事に関係する人たちから
②ほめられる可能性が増え、③役にたち、ますます④社長やお客さんから必要とされることでしょう。
あなた自身の能力もアップして、ますます②~④の幸せの上昇気流が起こりそうです。


そして、前向きにがんばっているあなたの姿は、生き生きとしていい雰囲気をだしていますから、
きっと、多くの人たちから①愛されるようになることでしょう。

それに、生き生きと輝いている人は、同じように輝いている人を引き寄せますから、素敵なパートナーができるかも知れませんよ!


仕事を今、やっていない人、学生さんはどうしたらよいでしょうか?


そのような方は、これから人の役にたち、人から必要とされるような仕事につくために
必要な人格や能力を身につけることを意識し行動するとよいでしょう。


こつこつと地道に自分を高めていくと、必ずチャンスは訪れるはずです。
「役立ち力」「必要とされ力」はアップしてくるのです。


それから、人は、人と人とのつながりの中で生きていますから、誰かを幸せにしようとすると
それがはね返ってくることも多いものです。


あなたから、①人を愛し、②人をほめ、③人の何か助けを求め、④人を必要とするという行動を起こすと、その相手を幸せにするとともにその反射的な作用があなたにおきる確率は高くなるものなのです。


つまり、あなたが、
①誰かを愛し、愛情表現をすれば、その相手から愛が返ってくること
②誰かをほめれば、その誰かから逆にほめられること
③誰かに何かを頼みごとをすると、その誰かから役割を与えられること
④誰かを必要とすれば、その誰かから必要とされること
そういうことが起きやすくなるのではないでしょうか。


ですから、あなたから、大切な誰かに対して、①愛し②ほめ③助けをもとめ④必要とする行動を起こすといいのかも知れませんね。

相手は幸せを感じ、あなたにもそれが反射されてくるのです。
それを、あなたが受け取り、幸せと感じる。


また、その直接の相手の反射だけではなく、別の誰かが、あなたのがんばりを見て、あなたを必要とすることがあるかも知れません。


逆に、幸せになりたいのに、誰かを、傷つけたり、無視したり、人格を軽視する行動をしてはいけないということですね。


誰かを傷つけたり、人格を軽んじることをすると、相手を不幸にするばかりか、自分も不幸になってしまうものなのです。


まとめてみましょう。

幸せになるポイントとしては、

1 誰かの役にたとうと誠実に仕事をすること(役に立てるように人格や能力を高めること) 
2 誰かを①愛し、②ほめ、③助けを求めたり、④仕事をお願いしたりすること

3 誰かを傷つけたり、人格を軽んじる行動を絶対にしないこと


ということになりそうですね。


これは、究極的には、「自分を含めた人を、一人の人格として尊重し、大切にするということ」に
つながるのだと思います。


そう、やっぱり「個人の尊重」なんですよ!



あなたのことを必要とする人は、必ずいます。


あなたが役に立つことはたくさんあるはずです。


もしも、あなたが今は働いていなくても、何の役にたっていないと思っているとしても
自分の人格と能力を高めていけば、将来、必ずあなたを必要とする人が、きっとあらわれてくるはずです。


その人のために、そして自分のために、あきらめないで、がんばっていきましょう。


あなたは、間違いなく、この社会において、必要な存在なのです。


なぜなら、あなたは、この社会に、何らかの意味があって生まれてきたのですから。

何かの意味があって、今ここに存在しているのですから・・・。


※関連のお話です。
誰かの役に立っている。 
社会とのリンク

 

頑張って仕事をしているからこそ、仕事が終わった後の一杯や休日にゆっくり過ごしたり、遊んだりすることが、とても幸せに感じられるのだと思います。

仕事をだらだらやっていたり、楽にのんびり仕事をしていては、仕事後の一杯もそれほど美味しいとは感じられないものです。

がんばって働いたからこその美酒なのです。


がんばった自分への「ごほうび」習慣をもっている方もおられるかも知れませんね。

自分の大好きなものを食べたり、好きなところへ行ったり、マッサージをしてもらったり、好きな映画をみたり音楽を聞いたり・・・・

それって、いい習慣だと思いますよ。
(ただ、収入と釣り合わない贅沢をされないようにしてくださいね。)


友人のAさんは日曜日に
「インドカレー屋でスパイスの効いたカレーを食べて本を眺めながら食後のコーヒーを飲み、日帰りの温泉に出かける」
と一週間仕事を頑張った自分にごほうびをあげているそうです。


ちなみに私は、週末に「家のソファで、ごろんと小犬のマリと一緒に横になり、本を読みながら、うとうとして、そのまま昼寝をする」ということかな~。


でも、近頃は、暑くて、マリもあまり一緒にいてくれないですけどね!(笑)


仕事をしっかりやって、「今週もよくがんばった!お疲れ様!えらいぞ私!」と
自分が喜ぶごほうびをあげましょう。


本当にあなたは、がんばっています。

お疲れさまでした。


しっかり自分で、自分をねぎらってあげてくださいね。


あなたは、自分にどのような「頑張ったごほうび」をあげていますか?

よろしければあなたの「ごほうび習慣」を私に教えて下さいね。

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それでは、また。

あなたが、ますます幸せでありますように!

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