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温かなつながり-幸せの源泉

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平成21年11月2日(月)

 

皆さん、こんばんは。

神坪浩喜です。

 

11月に入り、今年も残り2か月となりました。

今日は、寒気が入ってきているようで

とても肌寒いです。

 

さて、前回は、ハロウィン「おばけ」と男の子のお話をしました。

 

あのお話から、何か温かいものを感じていただけると嬉しいです。 

 

お話で、私が伝えたかったことの一つは

人の奥底には、温かい心、優しい心があること

そして人とつながりを持ちたいという気持ちがあること

 

ところが、人は、孤独の時、人とつながるために

逆に、人を傷つける行動、人と温かいつながりをもてない行動をとってしまいがちであるということでした。

 

 

私は、人との温かいつながりが、幸せの源泉であると思っています。

人と共感の架け橋でつながったとき、穏やかで幸せな気分に満たされますよね。

 

おばけは、子どもを驚かし、怖がらせることで、自分の存在をアピールしていました。

自分の存在価値を証明しようとしていました。

どうせ自分は嫌われ者なんだという投げやりな気持ちを抱いていました。

 

でも、本当は、子ども達と友達になりたかったん。

本当は、温かいつながりを持ちたかった。

だけどおばけは「こんなボクなんかと一体誰が友達になってくれるものか」

と期待しないことにして、ともだちになりたい気持ちを封印していました。

 

でも、自分が存在することは認められたい。無視されたくない。

だから、子どもを怖がらせるということで、自分の寂しさを紛らわそうとしていたのです。

 

 

そんな中、ハルは心の目で、そんなおばけの寂しさとその奥にある優しさを見てくれました。

キミは、優しいおばけだよ、友達になろうよといってくれました。

 

そんな温かい言葉が、おばけ自身が忘れていた温かい心を思いださせたのですね。

 

 

おばけは、自分のことを嫌われ者だと思っていました。

自分の存在価値に自信がありませんでした。

 

自分の存在価値に自信をもてないことから、

おばけは、子どもを怖がらせることで何とか自分の価値を満たそうとしました。

でも、そのような行為が、ますますおばけを孤独にしていったのですね。

 

自分を素晴らしい存在と思えない。だから他者も大切な存在と思えない。

 

自分に対しても、他者に対しても「NO」と言っている状況からは、 

どうしても、人との温かなつながり、

すなわち幸せな気持ちは生まれてくることはありません。

 

自分に自信がもてないと 

つい力や権威、お金で、人を操作しようとしてしまいます。

他人は、比べ、競争する対象で、劣等感と優越感、嫉妬や傲慢のはざまに漂うことになります。 

しかし、それでは、人と温かなつながりを築くことはできません。

 

 

以前、日本国憲法は、個人の尊重を最大の価値としているというお話をしました。

個人の尊重とは「一人ひとりをかけがえのない存在として大切にする」ということです。

 

憲法は、第一義的には、国家に向けられたものであり、個人を大切にする主体は、「国家」ですが、

「一人ひとりを大切にする」という理念は、「国家対個人」のみならず、

「個人対個人」との間にも、理想として共有されるべきものと考えています。

 

「一人ひとりを大切にする」というのは、他者を大切にするというだけではありません、

自分自身を大切にすることも含むものです。

むしろ、自分を大切にすることから出発すると理解してもよいと思います。

 

自分をかけがえのない存在として本当に大切できるのであれば、

他者も自分同様にかけがえのない存在として大切にできるでしょう。

 

自分を素晴らしい大切な存在として見ることができれば、

自分の存在価値を無理に証明しようとする必要はありません。

他者の評価を得ようとすることなく、他者に依存することなく、

自由に、自立した個を確立した上で、

他者との温かなつながりを持とうと思考し行動すること

ができると思います。

 

他者の幸せを考えて、他者と共感の架け橋をつくることができると思います。

それが自分の幸せにつながります。

 

つまり、自分を素晴らしい存在として見ることができれば、

他者の評価に依存することなく、自らの自由な意思に基づき、

自分らしい生き方をすることができるのです。

 

 

しかし、「自分を素晴らしい存在」として見ることは

子どものころから、人と比べられ、ダメだしされることの多い

この社会において、なかなか難しいことなのかも知れませんね。 

 

私自身、何度も自信をなくすこと、「自分なんて」という声に引きずられそうな時もありました。 

 

あなたも、もしかすると、いろいろな事情で

「自分なんて」と思い、とても自分を「素晴らしい存在」だなんて

思っていられないのかも知れませんね。

 

 

それでも、幸せになることをあきらめる必要はありません。

これからハルのように、あなたの素晴らしさを思い出さしてくれる人と出会うかも知れません。

それに、あなたが気がついていなくても、あなたに感謝している人が、結構いたりするものです。

 

あなたは、何か仕事をしていますか。

仕事をしているということは、間違いなく誰かの役に立っていることです。

社会に貢献しています。

お金をいただけるだけのことをしているわけです。

 

主婦の方も、毎日、ご飯をつくったり、洗濯をしたりして、

旦那さんやお子さんにとってなくてはならない大切な存在です。

 

子どもはどうでしょう。確かに仕事はしていないかも知れません。

でも、子どもは、お父さんやお母さんにとって、大切な「たからもの」です。

ただ存在それ自体が、お父さんやお母さんにとって、ありがたい存在なのです。 

 

 

そして、あなたは、これから自由意思のもと、何をするのか選択することができます。

人と温かくつながるための行動を選択することもできるのです。

あなた自身が、ハルのように、心の目と温かな言葉や行動で、

凍り付いた人の心を温めることもできるかも知れません。

 

そうすれば、あなたは、多くの人にとってますますかけがえのない存在となることでしょう。

そして、あなた自身も、温かな人とのつながり、幸せを感じていることと思います。

 

 

間違いなくあなたは素晴らしい存在です。

 

あなたは、これまで多くの人々の役に立ってきました。

あなたのことをとても感謝している人もいます。

それはあなたの側にいる人だけでなく、あなたが見知らぬ人もいるはずです。

そして、きっと、これからも、あなたは誰かの役に立って生きていくことでしょう。

 

 

どうか、自分を大切にして、温かな共感のかけ橋を、人にかけていって下さいね。

 

まずは、家族や一緒に仕事をしている身近な人から。

そして、多くの人に。

 

 

私もがんばります!

 

あなたが、どんどん幸せになりますように!

 

 

 

それでは、また。

 

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